【Unicorn 2号案件】株式会社オリーブ技研

Unicorn

オリーブ技研の案件評価

案件評価は以下の通りです。

人材 ★★★☆☆
ビジネスモデル ★★★★☆
計画 ★★★☆☆
ポテンシャル ★★★★★
満額募集後時価総額 3.07億円
総合評価(A~E) B

IPOに至る可能性は十分にありそうです。

 

他案件との比較はまとめ記事に載っております。

【2020年】投資型クラウドファンディングまとめ
2020年に募集された案件の評価と調達額のまとめです。

 

ご注意:投資型クラファン業界発展を心から願っているため、相当な辛口評価です案件の良し悪しを把握するため、他の方の意見や他ブログ等も読んで、よく考えてから投資をしてください。

基本情報

会社の基本的な情報をまとめました。

会社名 株式会社オリーブ技研
代表者 新井 泰雄さん
創業年 2016年11月
分野 還元性水溶液製造
会社URL http://olive-giken.com/
案件URL https://unicorn-cf.com/info.php?type=items&id=I0000002

インタビュー&紹介記事

紹介記事

抗酸化技術に賭ける79歳シニアベンチャー
松下氏は自身が開発した独自の抗酸化技術を世に送り出すため2年半前、76歳で起業した。当初2年間は売り上げゼロ。

松下取締役による実験動画です。

還元水、塩素を瞬時に還元するマイニックエス(MyNIC-S)が誕生

目標額と募集日程

目標募集額、日時については以下の通りです。

今回は、4株10万円から投資可能です。

目標募集額 50,000,000円
上限応募額 57,500,000円
募集開始日 2020年1月14日 12:00
募集終了日 2020年1月17日 23:59

オリーブ技研の人材

評価:★★★☆☆

研究開発力はかなりのものだと思います。ビジネスへの応用先を発見し、実証実験に至っているのは素晴らしいと思います。代表取締役は他社と兼任しています。今後、代理店等を使うにしても、多くの営業をこなす必要があると思いますが、対応できるのか疑問です。

オリーブ技研のビジネスモデル

評価:★★★★☆

特許を取得し、プロダクト自体は完成していると思います。あとは売るだけだと思いますが、実証実験を求められると思いますので、一筋縄ではいかないかもしれません。

養鶏場や養豚場がターゲットだと思いますが、実際に利用して明確な効果がでないと導入してもらえないと思います。効果が出たとしてもコストとの兼ね合いもあります。栄養素の比較が出ていましたが、これでどの程度高く卵が売れるのかが大事だと思います。

独自手法で安価にプロダクトを作ることができるため、類似製品よりも様々な面で競争優位性はありそうです。

導入シーンによりますが、畜産へ導入されれば、継続的に利用される可能性が高いです。ストック型のビジネスです。安定した積み上げが見込めると思います。

オリーブ技研の計画

評価:★★★☆☆

畜産部門の売上が殆どですので、焦点を当てます。

農林水産省によれば、採卵鶏に関して飼養戸数は3300戸あり、飼養羽数1億4000万羽です。2024年の会社目標は540万羽なので約3.8%です。125戸ほどの飼養農家に採用してもらう必要があります。計画としては無理のない範囲だと思います。

先ほども言いましたが、導入には実証が必要でしょうし、導入する側に金銭的なメリットをもたらせなければなりません。ここで言う金銭的メリットというのは、歩留まり改善や、ブランド化による高付加価値化です。どの程度の効果なのか、データがないのでわかりません。明確に効果があれば、大規模な飼養農家はすぐに導入するかもしれません。逆に差異が僅かであれば、導入する飼養農家は少ないかもしれません。

調達した資金は手数料を除いて、研究開発、広告宣伝費に半分づつ投下するようです。年単位の計画がありませんので、何とも言えません。大きな効果が見込めるプロダクトであれば、農協等と協力するなど知恵を巡らせて、広告費用をなるべく抑える経営をすべきです。

オリーブ技研のポテンシャル

評価:★★★★★

募集前のバリュエーション(時価総額)は2.5億円です。上限のバリュエーションは3.07億円です。

上述の通り、飼養戸数は3300戸ですので、国内だけでも1000戸程度、計画売上の7倍程度(300億円)の売上は可能かもしれません。国内で実績を積めば、海外の大規模飼養農家への導入可能性もあります。狙っているアグリ、ヘルスケアに関しても需要があると思います。

経営陣が想定する用途以外での需要もあるような気がします。飲料、食料、ベビー、ペット、養殖、インフラ等、、ビジネスとしての広がりは相当に大きいと思います。水を利用する、様々な企業にアプローチして可能性を模索すると良いと思います。潜在需要開拓に加え、新プロダクトを他社で開発・販売してもらうという方向にもっていくと、限られたリソースでも素晴らしい成長を遂げられるような感触があります。

<参考>

IPO時の時価総額によりリターンが決まります。成長性や事業規模、需給等によって変わります。他企業が上場した際の時価総額が参考になると思います。以下参照。

参考企業 初値時価 投資に対するリターン※万円
10万円 30万円 50万円
識学 111億円 362 1085 1808
カオナビ 209億円 681 2042 3404
スマレジ 292億円 951 2853 4756
Mフォワード 548億円 1785 5355 8925
Sansan 1420億円 4625 13876 23127

※満額集まった場合のシミュレーションです。募集後に発行株数が増減した場合、この通りにはなりません。税金を考慮していません。会社が倒産した場合など、投資資金がゼロになるリスクがあります。上場企業と違い自由に株を売ることができません。出資したまま資金が何年も拘束されることもあります。

 

コメント