【FUNDINNO95号案件】株式会社BEAMING

FUNDINNO

10月20日に募集を開始する案件を紹介します。

BEAMING社の案件評価

案件評価は以下の通りです。

経営者/経営陣 ★★★★☆
ビジネスモデル ★★★★★
計画性 ★★☆☆☆
満額募集後時価総額 3.93億円
総合評価(A~E)

IPOに至る可能性は十分にありそうです。

 

他案件との比較はまとめ記事に載っております。

【2019年】投資型クラウドファンディングまとめ
2019年に募集された案件の評価と調達額をまとめです。

 

ご注意:投資型クラファン業界発展を心から願っているため、相当な辛口評価です案件の良し悪しを把握するため、他の方の意見や他ブログ等も読んで、よく考えてから投資をしてください。

基本情報

会社の基本的な情報をまとめました。

会社名 BEAMING
代表者 次呂久博幸さん
創業年 2015年5月
分野 次世代音楽PF
会社URL https://info.muser.link/
案件URL https://fundinno.com/projects/95
twitter https://twitter.com/MUSER_link

 

次呂久代表取締役インタビュー

次呂久代表のインタビュー動画です。

株式会社BEAMING

目標額と募集日程

目標募集額、日時については以下の通りです。

今回は、4株10万円から投資可能です。

目標募集額 15,000,000円
上限応募額 50,000,000円
募集開始日 2019年10月20日 10:00
募集終了日 2019年10月22日

 

BEAMINGの経営者

評価:★★★★☆

経営者としての熱意は?

ご自身がバンドをされていた経験からこのビジネスを構想したようです。会社へ貸付をしており、このビジネスに並々ならぬ熱意を感じます。過去に、社内ベンチャーを立ち上げたご経験もあり、マネジメント面に関しては問題ないかと思います。音楽業界についての知見や人脈も有していますので、このビジネスにおいては優位性をもつ経営者と言えます。

経営陣はどうか?

エンジニアやビジネスに詳しい方はおられます。バランスの良いメンバー構成だと思います。ビジネスの構想やターゲットの設定等も理路騒然としていて上手く構築されており、経営陣の能力の高さが良く分かります。

BEAMINGのビジネスモデル

評価:★★★★★

「SHOWCASE LIVE」というアーチストの向けのサービスを展開しています。スマホからアーチストへYELLというポイントを送れるます。1YELLは1円に換算されアーチストの収入になります。ライブ会場だけでなく、ライブ配信からもYELLを送ることができるため、地域、時間の隔てなく、アーチストは収入を確保することができます。

引用:FUNDINNO公式サイトより

需要はあるか?

十分に需要はあると思います。メジャー以外のアーティスは数多おり、良い曲を作ってもなかなか食べていくことができないという状況と思います。アーティストは収入を得やすくなり、認知もされやすくなります。アーティストの裾野を広げ、音楽業界そのものを大きくできる可能性があると思います。

ビジネスの広まりやすさ

アーティストには既に多くのファンがついています。SNS等で簡単にビジネスを認知させることができます。多くの人にライブを観てもらえばYELLを多くもらえる可能性が高まるため、アーティストは進んでサービスを広めてくれるでしょう。アーティストファーストのビジネスモデルを構築されているので、アーティストは続々と参入するでしょう。アーティストが参入されれば、ファンも利用し、更に拡散力が高まり、急成長する可能性があると思います。

ポテンシャルカードシステム

簡単に言うと、ファンクラブ会員権みたいなものでしょうか。初期のファンほど優遇されたり、優待を受けれたりするようです。アーティストの収入源にもなるのでアーティストにとっては良い試みだと思います。

 

BEAMINGの計画性

評価:★★☆☆☆

前年実績

2019年に実績で債務超過になっています。借入金が売上の倍以上あり、財務状況は厳しい状態だと思います。

今後の見込み

2020年上半期で2019の売上を上回る計画になっており、かなりの成長を見込んでいるようです。この上半期が概ね計画通りであれば、今後の計画も期待できると思います。広告費をかけずにKPIのユーザー数やポテンシャルカード数が大きく増えています。広告費をかけなくてもユーザーを増やすことに成功している優れたビジネスだということです。

計画通りの売上推移であれば、鬼門は資金難だけです。今回の資金調達を経て飛躍できる可能性が高いと思います。資本金の推移をみると2021年に追加で資金調達を計画しているようです。

引用:FUNDINNO公式サイトより

BEAMINGのIPO時リターン

募集前のバリュエーション(時価総額)は3.43億円です。上限のバリュエーションは3.93億円です。今回のバリュエーションは少し高いです。

IPO時に何倍になるのかは、時価総額により変わりますので、一概には言えません。成長性や事業規模、需給等によって変わりますが、他の企業が上場した際の時価総額が参考になると思います。

参考企業 初値時価 投資に対するリターン※万円
10万円 30万円 50万円
識学 111億円 282 847 1412
カオナビ 209億円 532 1595 2659
スマレジ 292億円 743 2229 3715
Mフォワード 548億円 1394 4183 6972
Sansan 1420億円 3613 10840 18066

仮に、識学 並みの時価総額で上場し、初値で売った場合は以下の通り。

  • 10万円投資 →  282万円
  • 30万円投資 →  847万円
  • 50万円投資 →  1412万円

※募集額が満額集まった場合のシミュレーションです。募集後に発行株数が増減した場合、この通りにはなりません。税金を考慮していません。

※会社が倒産した場合など、投資資金がゼロになるリスクがあります。上場企業と違い自由に株を売ることができません。出資したまま資金が何年も拘束されることもあります。

FUNDINNO 95号案件 BEAMINGまとめ

まとめです。

経営者は音楽業界に知見やノウハウを有している。

経営陣はバランスが良く能力が高いと思われる。

債務超過ではあり財務内容は苦しい。

ビジネスは成長し始めており期待が持てる。

バリュエーションは他案件よりも少し高め。

アーティストファーストのビジネスモデルを構築しており、素晴らしいビジネスを展開されていると思います。低迷している音楽業界そのものの活性化や拡大を担う会社に成長する可能性があると思います。財務的には少し苦しいと思いますので、資金調達後は資金を大事に使って、大きく成長して欲しいと思います。

 

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